翁長巳酉 新作上映
「Candomblé /八広カンドンブレ 〜皮からのメッセージ〜」
ペルナンブコ州タバジャラ地区のテヘイロでナッソン・カボクロのジュレマの儀式を初収録。
地域住民とカンドンブレ信仰のマンイ・ジャニと繰り返すトランス状態の怒濤のパーカッションの熱いドキュメンタ
リー。
アフリカからのオリシャ信仰をベースに、ブラジルのインディオの土着信仰や労働者で新しく産まれたナッソン・カボクロ。ジュレマの儀式はなかなか行われることもなく、保存されている映像も少なく大変貴重な映像です。
八広HIGHTIでは、カンドンブレの資料も展示しています。
カンドンブレの基礎と現在の様子などテキスト資料も配布予定です。
また、上映の前にダンス講座も行います。
5月23日(日)
翁長巳酉 新作ドキュメンタリー映画
「Festa de Jurema / 皮からのメッセージ」上映会
展示:15:00 OPEN 入場無料
上映:19:00 START 1000円
上映後、監督の翁長さんのトーク、Atabaque Brothersのライブ演奏があります。
また、カンドンブレのダンス講座も行います。
ダンスワークショップ:17:00〜18:00 500円
上映作品について:ペルナンブコ州オリンダ市の隣のダバジャラ地区のテヘイロに通い許可を取り撮影したもの。ナッソン・カボクロの様子を初めて収録。おまけ画像に、バイーアのカンドンブレ儀式映像あり。
監督プロフィール:翁長巳酉(おながみどり)
沖縄出身。80年代に「暗黒大陸
じゃがたら」「CHICA-BOOM」に在籍。
その後90年〜2002年ブラジル在住。サンパウロ・リオのサンバチームで10年間
バテリアでカーニバルに出場。演劇「Dragon 7」の伴奏でポルトガル、カーボ・ベルデ、フランス公演。MPBの「A Quatro Vozes」でキューバ公演。現地のグループ各種で演奏。モザンビーク、ジンバブエでブラジル音楽の打楽器のルーツを収録し、CDを発売。ブラジル各地の伝統芸能の収集を始める。帰国後、板橋文夫グループでジャズフェスなどで共演。2005年にはチュニジア、モロッコ公演を行う。現在、自己のグループをいくつものシーンで展開し、各地でライブや打楽器講座を行う。おおたか静流氏のCDに参加。NHKの日本語で遊ぼうの「ぴっとんへべへべ」にボディパーカッションの振り付けを行う。またNHKのアナウンサーによる語りの国立劇場での伴奏を担当。ジャズミュージシャンのアケタ氏のオカリナオーケストラで韓国公演。
2006年から、日本に知られてないブラジルの伝統芸能やアフロブラジルのルーツ映像をみずから撮影編集した「Deep Brasil」シリーズが大好評。2008年は明治大学や浜松楽器博物館、国際フォーラム、ブリジストン美術館、川崎ミュージアム等でも上映とワークショップを開催。2009年5月から沖縄に拠点。
ダンス講座に関するお問い合わせ、申し込み先は下記より(初心者大歓迎)