東北地方太平洋沖地震の影響により、八広HIGHTIでの久々に行う企画開催の可否に慎重にならざるを得ない状況でした。しかし、このタイミングで無理のない範囲で人々の交流の場を設けることに意義を感じ、今回の企画の開催を決意しました。
また、八広HIGHTIも壁などに損傷を受けたりと少なからず地震の影響はありますが、大事をとって早めの時間帯からの開催としております。
「春の大△」
2010年夏、大阪・梅香堂で行われた展示「夏の大△」のメンバーと多彩なゲストよるイベントを東京墨田区・八広HIGHTIにて行います。
会場では梅香堂にて開催中の米子匡司「街の道具・その他のこと」展の会場や、ベルリン(当日はパリ)滞在中のアーティスト花代とのオンライン中継を行いセッションなども行う予定です。
LIVE in a continuing RELAY IMPROVISATION:
Makoto Oshiro、Takahiro Kawaguchi、Satoshi Yashiro、Shinichi Miyakewo、Masaru Suzuki、Satoshi Kanda、biki、Minoru Ide、Takuma Makino、Keiichi Nakano、Meri Nikula
On Line Session: BAIKADO(OSAKA)、HANAYO(Paris) + Joseph Marzolla(http://josephmarzolla.com)
After a lot of shaking and quaking still going on, HIGHTI has had some Spring cleaning in the form of breaking walls and other refreshing changes, to let the spring bring in the warm winds again!
This Sunday, celebrating the Great Triangle of SPRING, we will have our doors open for you to enjoy a IMPRO-RELAY by amazing sound artists, even from the other side of the globe, as Hanayo will join us LIVE online from Paris! And BAIKADO Gallery from Osaka will be connecting with us as well, continuing the collaboration with Highti artists Satoshi Yashiro, Makoto Oshiro and Takahiro Kawaguchi last summer (The Great Triangle of Summer).
ENTRANCE donation: 500 yen
MORE INFO (In Japanese):
http://highti.jugem.jp/
Live Streaming:
http://www.ss846.com/haru.html
▼出演者プロフィール
大城真: 1978年沖縄県生まれ。東京在住。電子機器やジャンクなど,身近な素材を組み合わせて制作した演奏・作曲のための楽器や道具を使ったライヴ・パフォーマンス、またそれと並行して音や光、物体の動作などを素材としたインスタレーション作品の制作を行なっている。
川口貴大: 1980年大阪生まれ。東京在住。2000年より音や光を使用した作品の制作を開始。 音や光を駆使し、空間全体を作曲していくようなパフォーマンスや、インスタレーションを展開している。現在では100個近い改造カウンターや解体した家電、レーザーといった主に自作したオブジェを空間に配置する作品を製作している。その作品は美術館からライヴハウス、CDと場所やメディアを問わず多岐に渡り展開されており、通算100公演近くを国内外で行っている。
矢代諭史: 1981年群馬県生まれ。東京在住。2003年より自走するスピーカーや自作の装置によるインスタレーション展示や演奏を始め、同時期より東京墨田区の廃工場を利用した「八広HIGHTI」の運営などを行っている。ドラムと動くウーハーのユニット「Motallica」としても活躍。
神田聡: 1980年生まれ。2003年頃からエレクトリック・ベースを用いた即興演奏を札幌にて始める。現在は主に多数の牛乳瓶とベースを用いて起こす出来事と、出来事に付随する音で演奏する。シリーズ企画「series」を東京 Loop-Line にて企画。
井手実: 1979年生2002年多摩美術大学美術学部彫刻学科卒業。 表現形態は彫刻のみならず、映像、パフォーマンスと多岐にわたる。 彫刻とパフォーマンスを往来し、ミニマルな物質とアナログなライブアートのミッシングリンクした関係性が高い評価を得る。 鈴木ユキオ、捩子ぴじん等の演出作品への舞台美術制作や、近年はバンド「JOHNS TOWN ALOHA」の活動に参加。
牧野琢磨: ギタリスト。概ねエレクトリック・ギターを演奏する。'03年より湯浅学のバンド「湯浅湾」に参加し、演奏活動を始める。'04年から'09年まで西岡由美子のバンド「Americo」に参加。'08年にアルバム『Americo』をリリース。'07年からイベントスぺース「GRID 605」の管理人も務める。'08年にソロアルバム『In the suburbs』をリリース。同時期に吉田悠樹(二胡)、服部将典(b)、中尾勘二(drums,sax,cl)と共にバンド「NRQ」を始める。'09年に湯浅湾のアルバム『港』をリリース。'10年にNRQの1stアルバム『オールド・ゴースト・タウン』と、湯浅湾のライブアルバム『浮波』をリリース。浦朋恵、三村京子、大久保由希、松本里美、DJ TOPBILL、おにんこ!などの録音に過去参加。そのほか、NHK教育テレビ『時々迷々』第6話の音楽を手掛ける。過去の共演者には秋山徹次、井上智恵(ex.イノウラトモエ)、伊東篤宏、宇波拓、江崎將史、大島輝之、大谷能生、大友良英、oono yuki、グンジョーガクレヨン、古池寿浩、康勝栄、サボテン、鈴木學、関島岳郎、泊、トリスタン・ホンジンガー、濱地潤一、半野田拓、船戸博史、Hair Stylistics、ほりゆうじ、前野健太、美川俊治、見汐麻衣、ムッシュかまやつ、毛利悠子、リュウ・ハンキルなどなど多数。(文中敬称略)
メリ・ニクラ: フィンランド出身。ヴォーカル、パフォーマンス、映像を用いた作品を制作。 「ヴォーカル・モザイク」という独自のコンセプトを基に様々なヴォーカルテクニックを使い、幾重にもわたる声のコラージュを作り上げる。自身の声と身体を主な素材としたビデオインスタレーションと共に、それら全ての要素を組み合わせたパフォーマンスという形で発表している。
花代: 昨年ベルリンから東京に拠点を移し活躍するマルチ・アーティスト。写真家、ミュージシャン、インスタレーション作家、パフォーマー、モデルなど多彩な顔を持つ。ゴルチェやアニエス b、マリー・クレール、ロエベ、APCなどの複数の有名ブランドが次々とコネクションを希望。パフォーマンスや写真を中心に、東京、ベルリン、ロンドン、パリ、モスクワ、香港、ニューヨーク、ウィーン、台北などの美術館で展覧会を行ない、注目を集める。写真集、CDなどリリース多数。
米子匡司: 1980年大阪府生まれ。トロンボーン、ピアノやコンピュータ、電子機械などを使った音楽活動のほか、自宅兼オープンスペースのFLOATを中心に、さまざまなプロジェクトを企画運営する。音楽活動ではソロのほか、2000年ころに結成した音楽プロジェクトSJQ(Samurai Jazz Quintet)にて活動中。2009年、電話機や電光掲示板を使った参加型作品を制作・展示(アサダワタルとの共同制作)。